第38回帆船模型展-2

Photo Gallery of the 38th Exhibition 2013

①船名 

②年代 ③国籍 

④縮尺 ⑤使用キット 

⑥製作者 

⑦製作期間


フランスの帆船 French Sailing Ships


38-10 ル・フランソア

Le François

②1683 ③フランス 

④1/48 ⑤自作
⑥ 土屋   勝司 Katsuji Tsuchiya

⑦ 8ケ月~

 

フランス海軍のコルベット型五級戦列艦。この船は他のフランス艦のフレーム構造と大きく異なり、複雑なため挑戦してみたいと考え、作り始めた。



38-11 ル・フランソア

Le François

②1683 ③フランス 

④1/96  ⑤自作
⑥ 坪井 悦朗   Etsuro Tsuboi

⑦ 10ケ月

 

実際に建造された船ではなく海洋士官候補生に造船理論を教えたコルベット型軍艦。資料に名前がなくブードリオ氏がモノグラフィーの発刊の際、読者によりフランソワ・クローンの功績を具体的にイメージを抱いてもらうために名付けられた船名です



38-12 ラ・レノメ

La Renommée

②1744 ③フランス 

④1/64 ⑤自作
⑥ 加藤   史郎  Shiro Kato

⑦ 3年

 

1744年進水の8ポンド砲フリゲート艦。故白井氏との約束で同時に作り始めたが、海外勤務のため制作中で既に3年が経過。完成まであと1年の予定。専用治具を使って中心線、左右対称、垂直が正確に出せた。



38-13 ル・シーニュ

Le Cygne

②1806 ③フランス 

④1/72 ⑤自作
⑥ 田中 武敏  Taketoshi Tanaka

⑦ 1年

 

19世紀初に、仏海軍で建造された16門ブリッグ型帆船。船名LE CYGNEは白鳥座の意。プードリオ図面を1/72に変更して構造模型製作にチャレンジした。木材はフレームにサクラ材、デッキや外板等にペアウッド、装飾部分にツゲ材を使用した。



38-14 ベル・ポール

La Belle Poule

②1765 ③フランス 

④1/72 ⑤自作
⑥ 瓜生   法男   Norio Uriu

⑦3年

 

フランスの36門フリゲート艦。アメリカ独立戦争時に活躍、特に1778年英フリゲート艦「アレシア」との決戦で勝利。キャビン、ライディング、ビット、ギャラリー、トイレ等を手作りしましたが見えなくなり、残念です。ボートは1×2㍉桧材で造った。



38-15 ボム・ケッチ

Bomb ketch

②17世紀 ③フランス 

④1/80 ⑤アマテイ

⑥ 福本 英三   Eizo  Fukumoto  

⑦ 1年

 

17世紀末からにフランスで建造された沿岸を砲撃するための臼砲艦。フォアマストを取り除いた帆装からケッチといわれ、臼砲を持つため「爆弾ケッチ」と呼ばれた。



38-16 ラ・ビーナス
La Venus 

②1782 ③フランス 

④1/72 ⑤自作
⑥ 久保田  榮一  Eiichi  Kubota  

⑦2年2ケ月


フランスの一般的な構造のフリゲート艦で、スピードと軽快さを感じる船体です。昨年未完成で出品した船がやっと出来上がった。いつものことですが舵と舵輪都の動きの感触には苦労した。



38-17 シレーヌ
La Sirene

②1775 ③フランス 

④1/75  ⑤コーレル
⑥ 中塚      裕 Yutaka Nakatuka  

⑦  1年

 

1700年代フランスの王室時代にF.H.チャップマンによって設計された。船体は水力学的に優れていて、以後フランス海軍の軍艦としての模範とされてきた。



38-18 ラ・トルネーズ

La Toulonnaise

②1823 ③フランス 

④1/75  ⑤コーレル
⑥ 三浦  天士      Takashi  Miura 

⑦ 1年

 

フランス海軍のスクーナー。対スペイン戦争に参加し、バルセロナを停泊地としてカジスの港湾施設に出撃した。その後1832年に改修された。



38-19 ラ・トルネーズ

La Toulonnaise

②1823 ③フランス 

④1/75  ⑤コーレル
⑥ 三木  克哉  Katsuya Miki 

⑦ 1年

 

1823年仏ツーロンで進水した仏海軍のスクーナー。地中海の貴婦人と称され美しい船影で知られた。1843年老朽化により退役。キット通りではあき足らず、銅板貼り、ビルジポンプやボートの自作、船体の塗装、帆のミシンがけ等種々挑戦した。



38-20 ラ・トルネーズ

La Toulonnaise

②1823 ③フランス 

④1/75  ⑤コーレル
⑥ 山本 満  Mitsuru Yamamoto ⑦10ケ月

 

1823年8月23日、フランスの軍港ツーロンで進水、ラグスルと呼ばれる特殊な後帆を自由に操り、フランス海軍の軍艦として活躍した快速帆船。帆船模型教室を卒業して、2隻目。キットに忠実に作りましたが、鋳物などが壊れ対応に苦心した。



38-21 ヒアシンス
La Jacinthe

②1825 ③フランス 

④1/48  ⑤自作
⑥ 川島  壮介  Sosuke Kawashima

⑦10ケ月

 

同一設計図から作られた6隻のスクーナーの中の1隻。西インド諸島での商船団の護衛や郵便業務に使用された。4隻目のスクラッチビルドでハンドレールスタンションの構造、甲板曲線張り、船首、船尾のオーナメントに苦労した。


























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 42-27 オランダ海軍省の造艦会議 1:33 坪井悦朗 TSUBOI Etsuro
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