A. 歴史書

A. 歴史書 

南北戦争から現代までの軍用艦艇の技術史や、海軍組織の運用、世界史規模の航海・探検史、日本の和船史などを網羅。単なる知識の蓄積にとどまらず、模型製作の背景知識や時代考証を支える基礎資料として、技術変遷や当時の文化を深く理解するための書籍が揃っています。


歴史書
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A-1 New Vanguard

 「New Vanguard」は、南北戦争から現代に至るまでの軍用車両、航空機、船舶、武器の技術と歴史を解説するイラスト付き書籍シリーズで、戦車、巡洋艦、歩兵兵器など、特定の兵器の設計、開発、戦場での運用に焦点を当てています。 詳細な写真、構造図、カラーイラストが豊富に掲載されており、技術的な詳細を知ることができ、 歴史愛好家、軍事研究者、モデラー向けの専門的なシリーズです。

No 書籍名    著者名/出版社  メモ
1

American Civil War Artillery 1861-65 (1)

Field Artillery

 New Vanguard ・38

『American Civil War Artillery 1861–65 (1): Field Artillery』(New Vanguard #38)は、フィリップ・キャッチャー著で2001年にオスプレー出版から発行された軍事史専門書です。南北戦争における前線砲兵の技術、装備、運用を詳述し、主に北軍と南軍の砲兵部隊の比較、主な銃種(例:ローリング・キャノン、ナッシュビル・キャノン)の特徴、戦術的役割を解説しています。図版や分解図が多く、実用的な理解が可能です。4.5星の高評価を得ており、戦争の機械化進展を理解する上で貴重な資料です。
2

American Civil War Artillery 1861-65 (2) Heavy Artillery

 New Vanguard ・40

 『American Civil War Artillery 1861–65 (2): Heavy Artillery』(New Vanguard 40)は、オスプレー出版による専門書で、南北戦争における重砲の発展と運用を詳細に解説しています。主にワシントンDCの要塞や防衛線で使用された大口径砲について、図版を交えて紹介しており、前線での野砲とは異なり、要塞防衛を主な任務としていました。この書籍は48ページの英語表記で、2001年7月25日発行です。
3

Confederate Ironclad 1861-65

 New Vanguard ・41

 『Confederate Ironclad 1861–65 New Vanguard No. 41』は、南北戦争期間中に連邦軍の海軍優位に挑んだ南部連邦の鉄甲艦を詳述した書籍です。遠隔地で設計・建造されたこれらの艦艇は、技術的限界の中で革新的な工夫が施されており、特にマーチン・バーグルの『アラバマ』号や『フリーマントル』号が注目されます。Bloomsbury PublishingのNew Vanguardシリーズとして、豊富な図版と詳細な解説により、当時の戦術的背景や造船技術の特徴が明確に描かれています。
4

British Napoleonic Ship-of-the-Line

 New Vanguard ・42

 

 
5

Union Monitor 1861-65

 New Vanguard ・45

 『Union Monitor 1861–65 New Vanguard No.45』は、南北戦争期にアメリカ連邦が開発・運用したモニター級鉄甲艦の設計、開発および戦闘歴を詳述した書籍です。特にマーチン・メルズの設計に基づく同級艦群の特徴や、ヴァージニア号とのマリナーク・バトルでの初登場、そして内燃機関の限界を補うための技術的工夫が解説されています。この書籍は図版や構造図を豊富に含み、軍事史愛好家にとって貴重な資料です。
6

Mississippi River Gunboat of the American Civil War 1861-65

 New Vanguard ・49

『Mississippi River Gunboats of the American Civil War 1861–65 (New Vanguard No. 49)』は、アンガス・コンスタム著、オスプレー出版のシリーズ書籍。米国南北戦争中のミシシッピ川での艦艇戦略と、鉄甲艦や浅水用砲艦の役割を詳細に解説。イラスト多数で、設計、運用、戦闘経験を網羅。特にクレイトン・デイビス提督率いる北軍の水上作戦の成功要因を分析。 
7

Kriegsmarine U-boats 1939-45(1)

 New Vanguard ・51

   
8

Union River Ironclad 1861-65

 New Vanguard ・56

『Union River Ironclad 1861–65 (New Vanguard #56)』は、アメリアン・シヴィル・ウォーにおけるミシシッピ川での戦略的重要性を背景に、連邦軍の河川鉄甲艦の設計と運用を詳述した書籍です。著者はゴードン・ウィルソンで、豊富な図解とカラーイラストを交えて、艦船の構造、武装、戦術的役割を解説しています。特に1861年から1865年にかけての開発段階と実戦経験が詳細に記録されており、内戦期の水上戦争の変遷を理解する上で貴重な資料です。
9

German E-boats 1939-45

 New Vanguard ・59

   
10

Fighting Ships of the Far East(1)

 New Vanguard ・61

   
11

Renaissance War Galley 1470-1590

 New Vanguard ・62

   
12

Fighting Ships of the Far East(2)

 New Vanguard ・63

   
13

Confederate Blockade 1861-65

 New Vanguard ・92

 『Confederate Blockade 1861–65 (New Vanguard No. 92)』は、南北戦争中に南部連邦が設立したブロッケードランニング船の運用史を詳述している。これらの船舶は、連邦軍による主要南側港の封鎖を突破するために高速で設計され、特に短時間での急襲と機動性に特化していた。本書では、目的別建造船の発展、エンジン技術、乗組員の訓練、そして戦術的運用の詳細が解説されている。多くの場合、輸出用綿花や輸入品の調達に不可欠な役割を果たし、戦局に影響を与えた。この書籍は、戦争の物流戦略と技術革新の側面を理解する上で貴重な資料である。
14

Spanish Galleon 1530-1690

 New Vanguard ・96

 『Spanish Galleon 1530–1690 (New Vanguard, 96)』は、アンガス・コンスタムによるスペイン大帆船の発展を詳述した書籍です。16世紀中盤に登場したこの船は、アメリカから運ばれる豊かな財産を安全に輸送するための設計が施されていました。本書では建造方法、火砲装備、乗組員体制といった実務的な側面も解説しており、当時の海軍技術と帝国経済の基盤を理解する上で貴重な情報源です。
15

Napoleon's Sea Soldiers

 Men-at-Arms 227

『Napoleon's Sea Soldiers Men-at-Arms 227』は、レネ・シャルトラが執筆し、オスプレイ出版のMen-at-Armsシリーズに掲載された軍事史書です。この書籍ではナポレオン時代の海兵隊(Marine des États-Unisやフランス海軍の陸上部隊)の歴史、装備、制服、戦闘スタイルについて詳細に解説されています。特に、1800年代初頭のフランス海軍における海兵隊の役割とその組織構造が、豊富な図版と詳述により明らかにされています。軍事史愛好家やモデル制作ファンにとって貴重な参考書です。 
16

南北戦争の北軍(青き精鋭たち)

 Men-at-Armsの訳本/新紀元社

 『南北戦争の北軍:青き精鋭たち』は、マイケル・バーソープ著、堀和子訳で、新紀元社から2001年に発行されたオスプレイ・メンアットアームズシリーズの一冊です。全47ページの小型本で、北軍の軍装や戦闘スタイルをリチャード・フックの彩色イラストとともに解説しています。北軍が青色を基調にした制服を着用したことから「ブルー&グレー」とも呼ばれる戦争において、その組織と象徴的な姿を詳細に描いています。歴史的背景と衣装の変遷を短く簡潔に伝え、軍事史愛好家にとって貴重な一冊です。
17

南北戦争の南軍(灰色の勇者たち)

 Men-at-Armsの訳本/新紀元社

 『南北戦争の南軍:灰色の勇者たち』は、フィリップ・キャッチャー著、斎藤元彦訳で、新紀元社から2001年12月に発行されたオスプレイ・メンアットアームズシリーズの一冊です。全51ページの日本語訳書で、南軍の兵士たちの装備、戦術、戦いの実態を詳細に描いています。ロン・ボルスタッドの彩色イラストが印象的で、歴史愛好家や軍事ファンに適した入門書です。英語版と比べても情報量は豊富で、特に南部連邦軍の象徴的な灰色の軍服やその背景にある社会状況も理解しやすくなっています。
18

NELSON'S NAVY

 OSPREY HISTORY

   『NELSON'S NAVY OSPREY HISTORY』はネルソン率いる英国海軍の運営を解説する必読のガイドブックです。パトリック・オブライエンが序文を執筆し、戦艦の編制、兵員配置(例:74門以上の大砲艦には captain と3名の補佐官)など詳細な運用状況を明らかにしています。特に Marines の配備方法や艦隊の組織構造に注目するとナポレオン戦争期の海戦体制がよく理解できます。
19

ドイツ海軍のEボート 1939-1945

New Vanguardミリタリーシリーズ 世界の軍艦3/大日本絵画

   
20

ドイツ海軍のUボート 1939-1945

New Vanguardミリタリーシリーズ 世界の軍艦5/大日本絵画

   
 

海を渡った人類の遥かな歴史 名もなき古代の海洋民はいかに航海したのか

ブライアン・フェイガン

 

河出書房新社 / 2013年5月21日発売

我々の祖先はなぜ海に乗り出したのか。山と同じでそこに海があったからであろうと軽い気持ちで読み始めたが、世界地図を横に置きながら時間が経つのも忘れてほぼ一気に読み通した。5万年以上前の東南アジア本土に始まり、太平洋の諸島への入植につながる驚異的な航海、紀元前8000年頃のエーゲ海、紀元前2000年になってペルシャ湾、モンスーンを利用したインド洋の航海、そして話は北海、アイスランド、グリーンランド、さらにはアリューシャン列島、アメリカ北西部、そしてカリフォルニアの沿岸海域を行き来した先住民の事例や、中央アメリカのマヤ文ブライアン・フェガン明にまで及ぶ。一読して壮大な航海を終えた気分になった。各章の初めに著者が頭に描いた当時の様子の記述から話が始まっている。アメリカの本にあるようなやたら細かい原注も少ないなかで、どこでどうやって集めたのか膨大な情報や知識の中から、その一部が本書の至る所に織り込まれているようにも感じる。中身が濃いだけに、訳本に索引が無いのがいかにももったいない。

21

帆船史話

 杉浦昭典/舵社

 『帆船史話』は杉浦昭典が著し、舵社から1978年3月に発行された歴史書。全305ページで、日本語版として刊行され、ISBN-13は978-4807240036。内容は18世紀の戦艦やネルソンの活躍など、帆船時代の軍事・技術的側面を描く。目次には「反乱の時代」「悲運ロイヤル・ジョージ」「ネルソン・タッチ」などの章題が含まれており、海軍史の興味深い側面を紹介している。古本市場でも流通しており、中古品として入手可能。
22

探検の世界史1 大航海時代

 集英社

 『図説探検の世界史1 大航海時代』は、集英社が1975年に刊行した歴史図鑑で、ダンカン・カースルレイ著、生田滋訳による内容。大航海時代の地理的発見や各国の探検活動を豊富な図版とともに解説しており、江上波夫らの監修のもと、学術的にも信頼できる情報源として評価されている。当時の国際関係や技術革新の影響も網羅しており、探検史の入門書として定番。
23

探検の世界史14 太平洋の航跡

 集英社

 『図説探検の世界史14 太平洋の航跡』は、ジョン・ギルバート著、日下実男訳で1976年3月に集英社から発行された歴史書。全194ページで、太平洋を巡る古代から近代に至る航海の歴史を図解を交えて解説。ポリネシア人の移動、ヨーロッパの探検船による南洋探索、そして地理的発見の意義が詳述されている。中古市場でも入手可能で所蔵館は71館に及ぶ。この書籍は、海洋探検の技術・文化・地理的影響を理解する上で重要な一冊である。
 

図説・スペイン無敵艦隊:エリザベス艦隊とアルマダの戦い The Spanish Armada

世界の海を席捲するスペインの野望に立ち向かうエリザベス女王の海の勇者たち。歴史を変えた一大決戦のすべて。全艦隊の詳細から司令官群像、両国の政治状況、その後の歴史までを詳細に総括している。訳者曰く「この戦いは国際版”天下分け目の関ヶ原”と言っていいだろう」 豊富な資料と絵画は見るだけで参考になる。 訳者は大森洋子さん。

26*

英国の帆船軍艦

BUILDING THE WOODEN FIGHTING SHIP

 ジェイムス・ドット/ジェイムス・ムーア著 渡辺修治訳/原書房

原書はBUILDING THE WOODEN FIGHTING SHIP。英国の74門艦の建造過程、構造を解説した本。なんと言っても日本語。大変勉強になる。

18世紀中頃、木造帆船の建造技術は進歩の極に達していた。当時のイギリスは帆船軍艦の建造を重要視しており、建造費も高価だったため木材の調達にはじまり、造作から、艤装、兵装の仕事、さらに建造にかかわった各種職人にいたるまで正確な記録が残されている。本書は帆走軍艦の最高傑作と言われる74門艦の「サンダラー」について、その誕生から、材料、設計図、部品製作ね規格の説明および兵装まで建造の課程を多数の図版で解説したもの。さらに職人達の暮らしや働きぶり、さらに秘話などのエピソードも交えて解説している。

27

イングランド海軍の歴史

 小林幸雄/原書房

 

 イングランド海軍が戦ってきた多くの海戦-対無敵艦隊、英蘭戦争、アメリカ独立戦争からネルソンのナポレオン戦争まで-を豊富な図版と共にわかりやすい解説がなされている。評者曰く「本書でイングランド海軍史の概要を押さえれば、海洋小説が何倍もおもしろく読めるであろう」
28

帆船 6000年の歩み

 Romlo&R.C.Anderson (松田常美訳)/成山堂書店

 帆船の歴史は、南方船と北方船という二つの発展の源流から始まり、15世紀に統合され標準型全装帆船が誕生した。その後、技術の進化により19世紀には高速で俊敏なクリッパーが登場し、帆船技術の成熟期を迎えた。蒸気船の台頭により徐々にその地位を失ったが、航海技術や設計思想の基盤として大きな影響を残した。この過程は、人類の海への挑戦と創造力の証でもある。

 
29

帆船時代のアメリカ(上、下)

 堀 元美/原書房

 堀元美の『帆船時代のアメリカ(上、下)』は、18世紀から19世紀初頭にかけてのアメリカの海軍史と国際関係を描いた著作です。上巻は西欧諸国の覇権争いとアメリカ独立戦争における海の役割に焦点を当て、下巻は星条旗が世界の海に翻る過程、特にナポレオン戦争後の国際秩序形成とアメリカの海洋進出を扱っています。原書房(1982年)刊行で、日本語での海事史研究において重要な位置を占めます。
30

和船(Ⅰ、Ⅱ)

 石井謙治/法政大学出版局

 石井謙治の『和船(Ⅰ、Ⅱ)』は、日本の造船史を軸に遣唐使船や遣欧使節船、幕末の洋式船など著名な船舶を紹介。特に外国技術の導入過程と、海船・川船にわたる船型・名称の変遷を詳述。日本の航海技術の発展と国際交流の歴史を理解する上で貴重な資料である。
 31

日本海事慣習史

金指正三著 吉川弘文館

近世の海運に関するしきたりを網羅的 に知ることができる。石井謙治著の「図説和船史話」2 の主要参考文献目録に本書が記載されている。

本書で取り上げられている慣習は、船舶、船員、航海、運送、 海損、信仰とその他に関するもので、一部古文書を引用した 箇所もあるが、専門用語や難読の漢字にはルビが振ってあ り、少々昔の文体ではあるが興味深い事柄が多く次々と読 み進むことができる。

「千石船」は海運が盛んになった江戸時代の流通を支えた。 米はもとより肥料や数多くの商品を運ぶ担い手であり、当 時の人々の生活に密接していたことがわかる。 「オモカジ」「トリカジ」「ようそろ」など普段耳にする言葉 の意味も、本書でその由来も含めて解説している。船首の ミヨシ、船尾のトモに対して、左舷を「トリカジ」、右舷を 「オモカジ」という。例えば、”「オモカジ」は、舵柄を左 に向けるので「左舵」と書くが、船は右の方へ進む”、また “「ようそろ」は「よく揃う」の意味でこれは操舵員が持っ ている舵柄がミヨシと一直線になり船がまっすぐ走ってい る状態"といった解説である。 

 32

海の総合商社北前船

加藤貞仁

著者は1952年生まれで、読売新聞秋田支局勤務などで記者生活を送り、退社後ライターとして活躍している。 本書の構成は以下の6章で北前船の全体像を平易な文と資料で通読できる肩こりが少ない本。 第1章. 北前船とはどんな船だったのか 第2章. 北前船の収益と船乗りの 稼ぎ 第3章. 和船の技術革新と交易の 基盤整備 第4章. 北前船が運んだ商品 第5章. 頻発する遭難 第6章. 明治以降の北前船 本書の良いところは、著者があとがきの冒頭で「北前船はおもしろい!」と書き込んでいる通り、著者が自分で歩き集めた史料などを楽しみながら一冊の単行本にまとめている。 加えて、巻末にある「関連年表」は天正から明治までの期間を21ページにわたりまとめている。この年表を一覧するだけでも北前船の歴史が掴める。
 33

幕末の海軍 明治維新への航跡 (近・現代史)

 神谷大介

著者は、2004年から2016年まで横須賀市史編纂事業に携わったとのことで、本書の中でも横須賀市域に関連した記述が多い。しかしながら、著者の視点は、「幕藩体制に基盤を置く武家社会の中に新たな西洋技術が導入され、海軍が組織化され、機械工業化が進展していったことの政治・社会的影響を分析することが、明治維新のメカニズムを解明する一つの鍵になると考えた」ということにあり、この視点も踏まえてペリー来航以降、箱館海戦までをコンパクトにまとめている。肩こりなく一連の歴史の流れを知ることができる。本書の中で注目したのは、幕府/諸藩がどのような洋式艦船をどのくらい保有していたのかという資料の整理であった。このリストを見ると、実に多くの諸藩がペリー来航以降洋式艦船を購入したのかと驚かされた。なお、幕末期に登場した蒸気船については、船に焦点をあてた元綱数道著「幕末の蒸気船物語」(成山堂書店、2004年)の好著がある。
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漂巽紀畧 全現代語訳 (講談社学術文庫)

 河田小龍 ジョン万次郎 谷村鯛夢 北代淳二

「漂巽紀畧(ひょうそんきりゃく)」は、1841年(天保12年)の正月5日の午前10時頃から小舟で出漁した5人の土佐の漁師が、時化にあい遭難するところから10年間の記録が収められている。
 35

奴隷船の世界史 (岩波新書 1789)

布留川正博

本書のそでには、「その犠牲者は1千万人、400年にわたり大西洋上で繰り広げられた奴隷貿易の全貌が歴史家たちの国境を超えた協力により明らかになってきた」、また奴隷船は「移動する監獄」と書かれている。奴隷貿易の開始から始まり、奴隷制廃止、奴隷から近代の移民へ流れと、本書で取り上げている範囲は広い。

本書のハイライトを筆者なりに取り上げると、第二章「奴隷船を動かした者たち」で、奴隷船の構造と実態。取り上げている船は奴隷搭載図で有名なブルックス号(British Slave Ship Brookes),319トンから始まり(船体内分ご参照)、船体構造では平均的な170トンクラスの奴隷船の内部を解説している。奴隷船の特徴としてバリケードがあることは本書で初めて知った。主甲板の後方に設置された高さ3メートルの仕切り板で男性奴隷と女性奴隷を隔て、奴隷の反乱時には船員が女性奴隷側に避難した。船体内の生活ぶりや死亡率を減らすための工夫も悲惨だが興味深い。

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艦砲射撃の歴史

 黛 治夫/原書房

 黛治夫著『艦砲射撃の歴史』は、1977年に原書房から初版が刊行され、2008年にオンドマンド版として再刊された戦後日本の海軍技術史における重要な文献です。335ページ(初版)から370ページ(新版)にわたり、艦砲の発展、射撃理論、戦術の進化を詳細に解説しており、特に二度の世界大戦における実戦データに基づいた分析が特徴です。日本語で書かれたこの著作は、海軍兵器の技術的側面と運用戦略の両面を網羅し、研究者や軍事史愛好家に高い評価を得ています。
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歴史の海を走る(中国造船技術の航跡)

 山形欣哉/農文協

 山形欣哉著『歴史の海を走る―中国造船技術の航跡』は唐代から清末までに独自に発展した中国の造船技術を図解とともに詳述した一冊です。特に遣唐使船や宋・元時代の船舶を復元図で再現し、『清明上河図』に描かれた当時の水運文化も解明しています。農文協から2004年11月に刊行され、A5判208ページの図説形式で、古代中国の航海技術とその歴史的意義を丁寧に紹介しています。
38

大砲と帆船: ヨーロッパの世界制覇と技術革新

 C.M.チポラ(大谷隆昶訳)/平凡社

 『大砲と帆船』はC.M.チポラが著し、大谷隆昶による翻訳で1996年に平凡社から出版された書籍です。ヨーロッパの世界制覇に伴う技術革新、特に大砲の発展と帆船の進化を詳細に分析しており、軍事技術と航海技術の進歩が地理的探検や植民地支配の基盤となったことを明らかにしています。この本は、近代西洋の優位性を技術史の視点から解説する重要な著作です。
39

ナポレオンの戦争--戦争の天才児・その戦略と生涯-- <世界の戦争 7>

 志垣嘉夫編/講談社

 『ナポレオンの戦争--戦争の天才児・その戦略と生涯-- <世界の戦争 7>』は志垣嘉夫編、講談社出版の1984年刊行の書籍で、全325ページ。ナポレオンの戦略と生涯を「戦争の天才児」として描き、その軍事的才能と歴史的影響に焦点を当てる。国立国会図書館の蔵書としても確認されており、日本語での戦争史研究の参考文献として価値がある。判型は20cm、ISBNは978-4061893078。同シリーズ『世界の戦争』7巻として位置づけられている。
40

世界の帆船

 ビョールン・ランドストローム(石原裕次郎監修)/ノーベル書房

 『世界の帆船』は、スウェーデンの海事研究家ビョールン・ランドストロームによる帆船史の名著で、石原裕次郎が監修を務めた1976年刊行の書籍です。航海の歴史と技術を六千年にわたって網羅し、世界的な帆船の進化を豊富な図版とともに解説しています。石原裕次郎の関与により、日本の読者にとって親しみやすい内容となっており、ファンや航海愛好家から高い評価を得ています。
41

地中海の覇者ガレー船

 アンドレ・ジスベール&ルネ・ビュルレ(遠藤ゆかり&塩見明子訳)/創元社

『地中海の覇者ガレー船』は、アンドレ・ジスベールとルネ・ビュルレが著し、遠藤ゆかり・塩見明子による訳で創元社から1999年に刊行された書籍。1571年のレパント海戦を軸に、ガレー船の戦術的役割や地中海における政治・宗教・経済の動態を詳細に描く。ガレー船は人力駆動の軍艦として、オスマン帝国との対立の象徴であり、キリスト教諸国連合の勝利に貢献した。本書は史料に基づき、当時の海軍技術と戦略の全貌を明らかにしている。 
42

概説西洋史

 木村尚三郎・本間長世編/有斐閣選書

 『概説西洋史』(木村尚三郎・本間長世編、有斐閣選書)は1977年に発行された西洋史の入門書で、四六判286ページの構成。歴史学分野における各国史の代表的な教科書として、幅広い時代をカバー。日本語でのわかりやすい解説が特徴で、学生や一般読者向けに親しみやすい内容。
43

ナポレオンの生涯

 ティエリー・レンツ(福井憲彦監修)/創元社

 『ナポレオンの生涯』はティエリー・レンツ著、福井憲彦監修、遠藤ゆかり訳で、創元社より1999年6月に発売された歴史書。『知の再発見』双書の一冊として、ナポレオンの政治的・軍事的業績とその時代背景を簡潔に解説。174ページのコンパクトな構成ながら、彼の権力の興隆から衰退までを歴史的視点から俯瞰する良書。日本語版は原文の要旨を適切に反映しており、一般読者にも親しみやすい内容。
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大帆船時代: 快速帆船クリッパー物語 (中公新書 542) 

 杉浦昭典/中公新書

 杉浦昭典『大帆船時代: 快速帆船クリッパー物語 』(中公新書)は、19世紀後半の快速帆船「クリッパー」の隆盛と衰退を軸に、中国茶や羊毛の国際貿易、英米の帆船競争、汽船との技術進化の対比を描く。特に1860年代が帆船の最盛期であり、ロンドンまで新茶を急速に運ぶ「ティーカリッパー」の活躍が特徴。この時代は大航海時代ではなく、帆船の速度が頂点に達した時期を指す。
 45

水中考古学 - クレオパトラ宮殿から元寇船、タイタニックまで

井上たかひこ/中公新書 2344 

水中考古学とは、遺跡・遺物の保護、そしてそれらを通して人間の営みの歴史を解き明かす学問である。井上さんは、水中考古学に魅せられて大学卒業後1987年に、水中考古学の父ジョージ・バス教授が教えるテキサスA&M大学に東洋人として初めて飛込んでその門下生となり、名だたる世界の海底遺跡の発掘にも加わられている。日本ではこの分野の草分けの研究者の一人である。そして元寇船や千葉県沖に沈没した幕末の黒船「ハーマン号」など数多く海底調査に精力的に携われている。

本書では、ご自身の体験も踏まえた水中考古学の歴史や日本の現状と課題が展開されている。調査、発掘、保存方法などの説明は一見専門的に見えるが、帆船模型を制作している我々にとっては馴染みの帆船も多く登場してくるので、ワクワクしながらテンポよく読むことができる。

我々が帆船模型を制作する時にはその船の歴史を調べるが、本書は帆船などの調査・発掘の具体的な説明をされており未知の世界が多い海へのロマンそのものである。皆さんにも一読をお薦めしたい。

46

ロイアル・ヨットの世界

 小林則子/文春新書

 『ロイアル・ヨットの世界』(小林則子著、文藝春秋、2005年)は、王室とヨットの歴史を描いたエッセイ集です。古代クレオパトラから17世紀の英国チャールズ2世、ピョートル大帝に至るまで、王族が用いたヨットが果たしてきた政治的・象徴的役割を解説。豪華な船上で展開された歴史の舞台が、優雅さと権力の結びつきとして浮き彫りになります。日本語で書かれたこの作品は、文化的な視点から西洋の王室文化を読み解く貴重な一冊です。
47

帆船

精密な復元図で帆船141隻を網羅、詳説

茂在寅男/小学館

 茂在寅男著『帆船 精密な復元図で帆船141隻を網羅、詳説』(小学館、1981年発行)は、古代から近代に至る141隻の帆船を精密な復元図とともに体系的に解説した学術的価値の高い書籍です。当時、航海史や船舶技術の研究に貴重な資料として広く活用されました。カバーの状態や版の履歴からも、長年にわたり関心が持たれていることがうかがえます。
48

Saling Ships

Rand McNally/ATTILIO CUCARI 

 

 (上段の英語版)
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世界史に消えた海賊

 武光 誠/青春出版社

 『世界史に消えた海賊』は武光誠が著し、青春出版社から2004年に刊行された書籍。海賊の歴史を通じて、ドレークやセルカーク、キャプテン・キッド、黒ひげなど、世界史に名を残した海賊たちの数奇な運命を描く。彼らは単なる犯罪者ではなく、当時の政治・経済の変動を反映する存在であり、権力の影で消えていった人物たちの真実に迫っている。202ページのコンパクトな構成ながら、濃密な歴史の物語を伝えている。
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NAVIES OF THE AMERICAN REVOLUTION

 S.L.Mayer/Leo Cooper

 『Navies of the American Revolution』はS.L. Mayerが執筆し、Leo Cooper(Bison Books)から1975年に出版された書籍です。アメリカ独立戦争期の海軍勢力、特に大陸海軍とイギリス海軍の動向を詳細に分析しています。同書は英語で発行され、船舶の設計や戦闘行動、戦略的影響について網羅的に扱っています。また、類似タイトルのハロルド・ハン著書との混同に注意が必要です。この本は軍事史研究者や独立戦争愛好家にとって貴重な参考文献です。
51 

SHIPS Trough the Ages

 Douglas Lobley/

 『SHIPS Through the Ages』はダグラス・ロブレーが執筆し、1972年にLittlehampton Book Services Ltdから初版が刊行された船舶史の図鑑。全144ページで、21.5cm×28.5cmの大型判型。後にGalley Pressから1979年版も発行され、ハードカバー形式で再版されている。本書は歴史的な船舶の進化を豊富な図版とともに解説しており、航海史愛好家やコレクターに人気がある。
46

Stars & Stripes AMERICA'S CUP Quest'95

 DENNIS CONNER/

 1995年のアメリカズカップで、デニス・コンナーはStars & Stripesを指揮し、自らのキャリア初の五度目の優勝を狙った。彼は前回(1987年)に失ったカップを再び取り戻すため、アメリカ3(Bill Koch)との激しい対決に臨んだ。この大会では、ミッションベイを拠点とするPACT 95が技術的課題を抱える一方、コンナーのチームは戦略と経験を活かして競い合った。最終的にコンナーは見事に優勝を達成し、歴史的な記録を樹立した
52*

THE SHIP

 Bjorn Landstrom

『THE SHIP』は、ビョルン・ランドストロムが執筆・画集した1961年にアレン&アンウィンから出版された英語版の書籍です。大判のフォーマットで、造船史や船舶技術に関する豊富な研究をもとに構成されており、当時の航海技術と船の進化を詳細に描いています。ランドストロムは長年にわたり図書館での調査を重ね、正確な情報に基づいた作品を生み出しました。

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カラーイラストによる船の歴史書。模型を塗装する場合に絶好の参考書となる。私にとっても帆船模型をはじめた頃からのバイブル的存在。(白井一信)

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THE BALTIMORE CLIPPER

 Howard I. Chapelle/BONANZA

Howard I. Chapelleの『Baltimore Clipper: Its Origin and Development』は、バージニア州ボルチモア発祥の速力船「バーモント・クリッパー」の歴史と設計進化を詳細に解説した名著です。本書は当時の航海技術や造船文化を反映し、後世の船隻設計に大きな影響を与えました。その正確な図解と実証的な分析は、船舶史研究者やクラフト愛好家にとって貴重な資料です。

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Working Boats of Britain

 Eric Mckee/CONWAY

 『Working Boats of Britain: Their Shape and Purpose』はエリック・マクキーが著し、コンウェイ・マリティム・プレスから1988年に初版が発行された書籍。全256ページの英語版洋書で、英国の作業船の形状と目的に焦点を当てており、漁船や運搬船など、実用的な役割を持つ船の設計思想や歴史的背景を詳細に解説しています。船舶の形態とその機能の関係を理解する上で貴重な資料。
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The 50-Gun Ship

 Winfield /COXTON 

英国海軍の比較的小型の戦列艦「50門艦」の、17世紀から18精機にかけての歴史書。英国海軍省の図面や正規模型の写真多数に加え、海洋小説ジャックオーブリーシリーズにも登場するレパード(LEOPARD)の詳細イラストや別冊図面も1枚入っている。

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The Global Schooner

 Karl Heinz Marquardt 

2本マストのスクーナー型快速帆船を、発達の歴史、構造、マストとリギング、武装などに分けて詳細に解説した好著。図面や写真、イラストも多数収録されている。

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BRITISH STEAM TUGS  

 P.N.HOMAS/WR 

 

 
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ROYAL YACHTS of The World

 TIM MADGE/TOMAS REED PUBLICATIONS 

 『ROYAL YACHTS of The World』は、ティム・マッジとトーマス・リード出版による、17世紀から現代に至る王室や国家元首が使用した王立・国賓艇の豪華な図版付き歴史書です。貴重な写真と詳細な解説を通じて、世界中の王室船のデザイン、歴史的役割、そして文化的意義を紹介しています。特に、英国のロイヤル・ヨット「バッキンガム・キャッスル」やオランダ、フランスなど各国の公式艇にも言及しており、航海史と儀礼文化の融合を垣間見せます。
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THE WOODEN FIGHTING SHIP in The Royal Navy AD897-1860

 E.H.H.ARCHIBALD/Blandford 

 E.H.H. アーキバルド著『The Wooden Fighting Ship in the Royal Navy AD897–1860』は、イギリス海軍の木造戦艦の進化をAD897年から1860年まで詳述した重要な文献です。1972年改訂版で、174ページにわたり設計、運用、戦術の変遷が解説されています。この書籍は、中世から近代への海軍技術の移行を理解する上で貴重な資料です。

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The ROMANCE of SAIL

 Michael Leitch/Hamlyn 

 『ROYAL YACHTS of The World』は、ティム・マッジとトーマス・リード出版による、17世紀から現代に至る王室や国家元首が使用した王立・国賓艇の豪華な図版付き歴史書です。貴重な写真と詳細な解説を通じて、世界中の王室船のデザイン、歴史的役割、そして文化的意義を紹介しています。特に、英国のロイヤル・ヨット「バッキンガム・キャッスル」やオランダ、フランスなど各国の公式艇にも言及しており、航海史と儀礼文化の融合を垣間見せます。
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The Influence of Sea Power upon History 1660-1805

 Alfred Thayer Mahan/Prentice-Hall

 アルフレッド・テイラー・マハンの『海の力が歴史に与える影響(1660–1805)』は、海の支配が国際的な権力形成に果たす核心的役割を論じる古典的作品です。マハンは、海上交通路の制御が軍事的・経済的優位をもたらし、帝国の興亡に決定的影響を与えると主張しました。この著作は、イギリスやフランスなどの海軍大国の歴史的展開を通じてその理論を裏付けています。現代の海洋戦略や国際関係にも深い影響を与えています。
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The Great Age of Sail

 /Crescent 

 『The Great Age of Sail』は1977年にCrescent Booksから出版されたハードカバー書籍で、252ページの内容を備えています。航海史の黄金時代に焦点を当てた作品で、当時の船舶技術、海軍戦略、探検の歴史的文脈を網羅しており、海洋文化の発展を理解する上で貴重な資料です。
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The History of The American Sailing Navy

 HOWARD I. CHAPELLE        /CONWAY/

    

『アメリカン・セーリング・ネイビーの歴史』は、ハワード・アイヴィング・チャペルが執筆した、アメリカ海軍の帆船時代を詳述した古典的な著作です。1949年に初版が発行され、造船技術や艦船の進化、戦略的役割を網羅的に解説しています。チャペルは米国の海軍史研究の巨匠として知られ、本書は業界標準とされてきました。現在もコンウェイ社から復刻版が出版されており、研究者や船舶愛好家に重宝されています。

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THE HISTORY OF AMERICAN SAILING SHIPS

 HOWARD I. CHAPELLE/BONANZA

上記と同じ著者によるアメリカ船の歴史書。有名無名多数の帆船の図面が掲載されている。

『アメリカの帆船史』はハワード・I・チャペルが執筆し、ボナザンカブックスから1982年に出版された古典的な著作です。アメリカの造船技術と航海史を網羅的に扱い、特に18世紀から20世紀初頭の帆船の発展に焦点を当てています。読者対象は4~6年生(9~12歳)で、422ページの内容は図版や設計図を豊富に含み、歴史的文脈と技術的側面を両立しています。この書籍は、船舶史愛好家や教育現場で広く活用されています。

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The Search for Speed Under Sail, 1700-1855

 HOWARD I. CHAPELLE

 Howard I. Chapelleの『The Search for Speed Under Sail, 1700-1855』は、北アメリカの風帆船設計史を深く掘り下げた古典的著作です。18世紀から19世紀半ばにかけての船舶の速さ追求における技術的進化、流線形設計、および航行性能の最適化について詳細に分析しています。著者自身がアメリカ海軍建築の権威である点から、資料の信頼性と専門性が際立ちます。この書籍は、当時の航海技術と設計思想を理解する上で不可欠なリソースです。
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The American Fishing Schooners: 1825-1935 

 HOWARD I. CHAPELLE/NORTON 

『The American Fishing Schooners: 1825–1935』は、Howard I. Chapelleが執筆し、W.W. Norton & Companyから1995年に出版された、アメリカの漁業 schooner の歴史を網羅した専門書です。716ページにわたり、設計、建造、運用の変遷を詳細に解説しており、特に19世紀から20世紀初頭の技術的進化と地域的特徴が重視されています。この書籍は、航海史や船舶史研究者にとって貴重な資料として評価されています。

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Ships of the American Revolution

 BELLEROPHON BOOKS

『Ships of the American Revolution』は、Bellerophon Booksから1983年に出版された英語の書籍で、アメリカ独立戦争中に民兵が使用した主に小型の艦船を詳細に図解しています。ISBNは0883880369(ISBN-13: 978-0883880364)で、サイズは8.75 x 0.25 x 11.25インチです。この本は、当時の海軍技術や戦術の理解を深めるための貴重な資料として評価されています。
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FAMOUS SEA BATTLES

 Donald Macintyre/ Hamlin 

 『FAMOUS SEA BATTLES』は、ドナルド・マキンタイアとハムリンが共著した海戦の歴史書で、12の重要な海戦を詳細に分析しています。各戦いの背景、使用された艦船、戦術、そして戦果について解説しており、1974年初版のハードカバー版で125ページの内容です。この書籍は、海軍戦略や技術の進化を理解する上で貴重な資料です。
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SHIPS OF CHINA 中国船

Valentin A.Sokoloff./MUSEU DE MACAU 

   『SHIPS OF CHINA 中国船』は、ヴァレントイン・A・ソコロフがマカオ博物館と共同で制作した、中国の船舶史を詳細に紹介する著作です。この書籍は、古代から近代に至る中国の造船技術、航海文化、そして海上の交易ネットワークを幅広く網羅しており、特に唐宋以降の帆船や軍用艦の設計と運用に焦点を当てています。マカオという歴史的貿易拠点の視点から、中国の海上勢力と欧州との接触も解説されています。
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China Tea Clippers

 

George Frederick Campbell

ジョージ・フレデリック・キャンベルの『China Tea Clippers』は、19世紀の中国茶を輸送するための快速横帆帆船(チャイナ・ティー・クリッパー)の歴史を詳述した名著です。1985年にSheridan House Incから刊行され、当時の航海技術、船舶設計、国際貿易の実態が生き生きと描かれています。この書籍は茶貿易史や航海史に興味を持つ読者にとって貴重な資料です。

 42-27 オランダ海軍省の造艦会議  1:33  坪井悦朗 TSUBOI Etsuro
42-27 オランダ海軍省の造艦会議  1:33  坪井悦朗 TSUBOI Etsuro