第40回帆船模型展 (6/8)

Photo Gallery of the 40th Exhibition 2015

人気の船


 帆船模型の魅力 -3

 

船模型工作仲間には、市販のキットと取り組む人、市販のキットを改造する人、何もかも自作という人がいます。同じ手作り仲間でも、集中短期完成派、仕事の合間のゆっくり派、本物そっくりの凝り性派、構造重視派、色彩重視派ジオラマ派・・・と ひと様々。それだけに、仲間の個性の新たな発見と交流も楽しめる趣味です。

 

 


40-56

ラ・ツロネーズ

 

La Toulonnaise


年代:
1823
船籍:
フランス
縮尺: 1/75
キット: コーレル
製作者: 中山 寅男
製作期間:
1年

 

Period: 1823
Nationality:

France

Scale: 1/75
Kit: Corel
Built by: Torao Nakayama
Work devoted: 12 months

 


1823年8月にフランスのツーロンで進水したスクーナー。フランスがスペイン革命に干渉した年である。対スペイン戦に参戦。カディスで砲撃を受け、大修理を重ね1843年にフランス艦隊から姿を消した。

こまごまとした部品が多く、スクーナー特有の複雑なリギングに手を焼いた。また、9枚の帆の作成でオモチャのミシンを購入した。

 

 

 


40-57

ラ・ツロネーズ

 

La Toulonnaise


年代:
1823
船籍:
フランス
縮尺: 1/75
キット: コーレル
製作者: 屋鋪 一樹
製作期間:
2年

 

Period: 1823
Nationality:

France

Scale: 1/75
Kit: Corel
Built by: Kazuki Yashiki
Work devoted: 2 years

 


1823年フランスの軍港ツーロンで進水し、ジョルスイン提督の下、スペイン海戦に参加、1843年までフランス海軍の所属で活躍した。8門のカロネード砲と小口径旋回砲を備えた快速帆船。

キットをベースに製作したが、フランス海事博物館の図面を参考にして艤装品など、可動出来るように自作した。全体の美しさを油拭き仕上げとした。

 

 

 


40-58

ラ・ツロネーズ

 

La Toulonnaise


年代:
1823
船籍:
フランス
縮尺: 1/75
キット: コーレル
製作者: 大村 孝昭
製作期間:
1年

 

Period: 1823
Nationality:

France

Scale: 1/75
Kit: Corel
Built by: Takaaki Omura
Work devoted: 12 months

 


1823年フランスの軍港ツーロンで進水した快速帆船。バルセロナを拠点にジョーサインの指揮下で対スペイン戦に従事した。1832年の大掛かりな改修を経て1843年に退役した。当時のスクーナーとしては小型ではあったがラグスルと呼ばれる後帆を持つ美しい帆船で地中海の貴婦人と言われた。手頃な大きさと美しい船の姿に惹かれ製作に取り組んだ。部品点数が多く、リギングも複雑で時間と手間がかかった。 

 

 


40-59

ラ・ツロネーズ

 

La Toulonnaise


年代:
1823
船籍:
フランス
縮尺: 1/75
キット: コーレル
製作者: 市川  三郎 
製作期間:
3ヶ月

 

Period: 1823
Nationality:

France

Scale: 1/75
Kit: Corel
Built by: Saburo Ichikawa
Work devoted: 6 months

 


ラグルスと呼ばれる特殊な後帆を自在に操り、帆船時代の後期、フランス海軍の所属で活躍した快速船。1823年フランス軍港として有名なツーロンで進水しそのままジョルスイン提督にひきいられて対スペイン海戦に参加した。当時のスクーナーとして小型ながら帆船としての美しさに定評があった。白い帆を膨らませ、地中海から大西洋へ、ジブラルタル海峡をすべるように帆走するトウルネーズを見てあまりの均整のとれたその美しさに人々は思わず喚声をあげたという。 

 


40-60

ビーグル号

 

HMS Beagle


年代:
1817
船籍:
イギリス
縮尺: 1/64
キット: マモリ
製作者: 池本 昇
製作期間:
1年

 

Period: 1817
Nationality:

England

Scale: 1/64
Kit: Mamoli
Built by: Noboru Ikemoto
Work devoted: 12 months

 


1831年12月大改装後南大西洋と太平洋の科学探究の為大航海に出発した。若き生物学者チャールス・ロバート・ダーウィン(22才)がこの時乗船した。大西洋を無事横断、ブラジル沿岸に到着、パタゴニア、ホーン岬を経由し、チリ沿岸ガラバゴスに到着、タヒチ、ニュージーランド、喜望峰へと続いて約5年を費してイギリスに帰国した。事故もなく乗組員も一人も欠けなかった。ダーウィンは進化論を唱え「ビーグル号航海記」種の起源」を出版。模型の船は改装前と思われる。

 


40-61

ビーグル号

 

HMS Beagle


年代:
1817
船籍:
イギリス
縮尺:

1/75 

キット:

自作

製作者: 青木 武
製作期間:
1年

 

Period: 1817
Nationality:

England

Scale: 1/75
Kit: Scratch Built
Built by: Takeshi Aoki
Work devoted: 12 months

 


1831年9月5日 HMSビーグル号 艦長ロバート・フィッロイに会い博物学者として採用される時に22才。 12月27日朝プリマス出港。 ブラジル沿岸・パタゴニヤ・ホーン岬・ガラパゴス・タヒチ・ニュージランド・喜望峰・イギリス到着。 特筆すべき事は「種の起源」を出版。また、5年の航海で死亡者無しだった。

 

 


絵画


40-62

ペン画 メキシコ船

 

Mexican Ship "Cuauhtemoc"


年代:
船籍:
縮尺:

ー 

キット:

自作

製作者: 福田 正彦
製作期間:
10ヶ月

 

Period:
Nationality:

Scale:
Kit:
Built by: Masahiko Fukuda
Work devoted: 10 months

 


1982年に鉄製のバークとしてメキシコのためにスペインのビルバオ造船所で建造された。この船名はアステカ朝最後の帝王に由来する。この船のフィギュアヘッドもこの帝王である。ペン画は白と黒、つまり光と影の表現なので、コントラストの強い画面の方が表現しやすい。逆光を受けて走る光と波、それに雲の表現に苦労した。ペン画もまた模型船製作と同様根気のいる仕事だ。

 

 

 


40-63

水彩画


年代:
船籍:
縮尺:

キット:

自作

製作者: 肴倉   忠
製作期間:
3ヶ月

 

Period:
Nationality:

Scale:
Kit:
Built by: Tadashi Sakanakura
Work devoted: 3 months

 


2008年5月ポーツマス軍港のビクトリーの特に印象に残った写真をベースに表現した。 後部コーターデッキ付近の舵輪でターン、ターン(turn,turn)と独りつぶやきながら夢中に遊んでいる子供の情景です。


 

 

 

 


40-64

水彩画


年代:
船籍:
縮尺:

キット:

自作

製作者: 肴倉   忠
製作期間:
3ヶ月

 

Period:
Nationality:

Scale:
Kit:
Built by: Tadashi Sakanakura
Work devoted: 3 months

 


2008年5月ポーツマス軍港のビクトリーの特に印象に残った写真をベースに表現した。ビクトリーの想像以上のアンカーの大きさに驚きながらシャッターを切りました。




 

 

 



 42-27 オランダ海軍省の造艦会議 1:33 坪井悦朗 TSUBOI Etsuro
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