D. ジオラマ・塗装関連技術

D. ジオラマ・塗装関連技術

情景模型(ジオラマ)の構想・製作法や、油絵具・エアブラシを用いた塗装術、金属工作、旋盤技術などを紹介しています。模型に活きた表情や環境を加え、作品をよりリアルかつ芸術的に仕上げるための周辺技術や、波や空の描写の参考となるマリンペイント集が充実しています。



(注) No欄が赤表示の書籍は、是非揃えていただきたい「お薦めの一冊」(白井一信)

 

No 書籍名 出版社  備考
 1

シェパード・ペインのダイオラマの作り方

 

  アメリカのダイオラマ模型製作者として著名なシェパード・ペイン氏の「ダイオラマの作り方」第2版(2000 年)の日本語版が新紀元社により発売された。内容は空もの、陸もの、船ものにフィギャーと多岐に渡り、ダイオラマ製作の構想から作り方までの詳細な記載と完成写真は「すごい」と連発させるもので、ダイオラマ製作には欠かせないバイブルである。 第2 版は初版の全てを網羅しており追加記事も多い。 ※詳しくはザ・ロープニュースNo.58を参照ください。(安藤雅浩)
 2

作る!超リアルなジオラマ:材料探しから作品発信まで完全マスター

 

  最近展示会で良く目にするジオラマの製作ノウハウ本だ。ジオラマとは展示物と周辺環境を立体的により効果的に見せるミニチュア表現方法と定義されるが、本書は尺度1/24~1/48の「ミニチュア情景模型」が対象。自然を盆の上に作りそれを手元で眺めていたいと考える「盆栽」にも通じ、日本人の感性にも合うのかも知れない。小さくて緻密にできたものに対し「これ、どうやって作ったの?」と、誰もが持つ共通の疑問に答えてくれるのが本書だ。著者が手掛けた数作品を例にその作り方を詳しく解説し、材料や使用工具にも触れ、我々帆船模型モデラー特に情景模型モデラーにとっても大変参考になる一冊だ。
3

ジオラマ製作入門 改訂版

(イカロスMOOK) 憧れの情景を手元に!

イカロス出版 

2024/3/21

『ジオラマ製作入門 -憧れの情景を手元に!- 改訂版』は、イカロス出版が刊行する『イカロスMOOK』シリーズの一冊です。初心者でも安心して取り組める基礎知識から、材料選び、構造設計、細部の表現まで網羅的に解説しています。特に改訂版では、最新の工具や素材の活用法が追加されており、リアルな風景や思い出の場面を自分だけのジオラマとして再現するための実践的なアドバイスが豊富です。絵画感覚と模型技術の融合を重視しており、子どもから大人まで幅広く楽しめる内容です。

船に関係する「海の風景」「漁村をつくる❶➋」「山の風景」などのページがある。

4

フリークシップス 酔狂な船たち

 

  1998年、東京須田町の交通博物館で30余年造り続けた著者の模型展が開かれた。1/500に統一された150余隻の船と、時代を同じくする乗り物とが並ぶ展覧会は、日本で始めてであり、恐らく世界でも例がないはずだ。プラモ業界のナンバー1"タミヤ"の社長である田宮俊作さんが書いた「タミヤ模型の仕事」は、模型を通して、その向こうにある情念の世界まで切り込み、そのユニークさが評価されベストセラーになつた。三宅さんは、同一縮尺の模型を並べることにより、物造りにかける国と国、また時代との比較論を実証しようとするものだが、それが期せずして1/500の世界を通して見た日本文化論になっている。ひたすら模型にこだわりながら、模型の本でないところが面白い。著者は海事広報協会が出版する海の啓蒙雑誌「ラ・メール」の編集兼発行人で、若手を集めた「海洋ジャーナリスト会議」の世話人でもある。
5

深遠なる甲冑模型の世界

HISTORICAL FIGURES OF JAPAN

松岡寿一著 / 大日本絵画刊 / P112

 

帆船模型そのものの作り方ではありませんが、帆船にちょっと人形を添えたい場合、と言うより兎に角この本を見てください。本はヒストリカルフィギュアの我が国第一人者が紹介する50体以上の作品写真を掲載し、そのすばらしさに圧倒されます。さらに初心者向けキットの選び方から油絵の具を使った塗装技法まで。私もキットと油絵の具を買ってしまいました!
6*

The Marine Art of Geoff Hunt

 Geoff Hunt (著) ハードカバー Conway Maritime

 

ネルソンとパトリック・オブライアンの世界という副題が付いている。パトリック・オブライアンとは映画マスター・アンド・コマンダーのジャックオーブリーシリーズの原作の著者。我が国でも大森洋子さんの翻訳本が出ている。このシリーズの表紙絵を描いているのが本誌のジェフ・ハントである。大型本の全140頁ほぼ全ページにマリンペイントが掲載されており、内容は素晴らしいの一言。船の描写は非常に細密であり、波、空、バックの情景も写真と見まがうほどの細密な描写である。帆船自体のイメージをつかむにも、またジオラマを作ろうとする場合の情景を考えるとか、波の形を見たい場合などにも必携の一冊である。
7

The Tall Ship in Art: Roy Cross, Derek Gardner, John Groves, Geoff Hunt, Mark Myers CLIPPERS,PACKETS&MEN O' WAR

Derek Gardner (著), ハードカバー BOUNTY BOOKS

 

 

ジェフ・ハントを含む5人の画家によるマリンペイント集。上段の The Marine Art of Geoff Huntに比べれば、本が小さい分、絵も小さくて多少迫力に欠けるが、内容は負けず劣らず素晴らしい。絵のテーマはやはり18世紀から19世紀の軍艦や商船。八重洲ブックセンターで2100円で売っていたが、こんなに安くて良いのか疑問?
8

ミニ旋盤を使いこなす本

 久島諦造/誠文堂新光社

 久島諦造著『ミニ旋盤を使いこなす本』(誠文堂新光社、1990年発行)は、ミニ旋盤の基礎から応用までを網羅した定番書です。268ページの内容は、初心者から中級者まで幅広く対応しており、実践的な加工技術や工具の選定、メンテナンス方法が詳しく解説されています。NDC分類532.1からも、機械工学・工作術関連の教科書的定位がうかがえます。その後1996年に『応用編』も刊行され、シリーズとしての完成度が高まっています。この本は、アマチュア工作家や職人にとって貴重な参考書です。
9

鉄道模型工作技法 (金属工作の詳細)

 菅原道雄/機芸出版社

 『鉄道模型工作技法(金属工作の詳細)』は菅原道雄著、機芸出版社刊の古典的指南書で、1983年初版、1996年改訂版。鉄道模型に特化した金属加工技術をはじめ、はんだ付けや塗装など実用的な技法が平易に解説されています。全143ページのコンパクトな構成ながら、現場でのノウハウが凝縮されており、特に中古市場でも高い評価を受け続けています。初心者から中級者まで幅広く活用できる貴重な参考書です。
10

男の自由時間 「鉄道模型作りに挑戦!」

 ジオラマ    技術評論社

 『男の自由時間 「鉄道模型作りに挑戦!」 懐かしい昭和の市街風景を再現』は、技術評論社が2004年に発行したジオラマ制作ガイド。定年後の余暇を活用し、昭和時代の町並みを鉄道模型で再現する手順や技術が解説されており、初心者にも親しみやすい内容です。126ページのボリュームで、材料選びから細部の仕上げまで段階的に学べます。趣味としての没入感と、過去の記憶を形にする楽しさが特徴です。
11

男の自由時間 「鉄道模型作りを楽しむ」

 ジオラマ    技術評論社

 技術評論社から2004年に発売された『男の自由時間 「鉄道模型作りを楽しむ」』は、昭和の市街風景を再現するジオラマ制作をテーマにした入門書です。豊富な写真と実例で、鉄道模型の楽しみ方をわかりやすく紹介しており、特に団塊世代の心に響く懐かしい風景の再現が特徴です。定年前からの趣味としてのモデル作成を提案し、手先の器用さや細かい工夫が求められる技術的側面も学べます。
12

モデルアート 

「特集ミリタリーテクニック基礎入門編」

モデルアート1996/9

 

 『モデルアート1996年9月号』の特集『ミリタリーテクニック基礎入門編』は、軍事模型制作の基本技術を学ぶのに適した号です。塗装、エアブラシの使い方、ディテールアップ、サビ表現など、初心者が押さえるべき技術が網羅されています。中古品としても良好なコンディションで流通しており、価格は200円前後と手頃です。当時の模型技術のトレンドや材料の使用法も知ることができ、歴史的な価値もあります。
13

モデルアート 

「特集 艦船モデルの塗装術」

 モデルアート2004/2

 『モデルアート2004/2』の特集「艦船モデルの塗装術」では、日本海軍の航空戦艦「日向」(ハセガワ1/700)、航空母艦「雲龍」(ピットロード1/700)などの精密な塗装技術が紹介されています。高津新作氏と福池渉氏による実例を通じて、サビ・迷彩・ウェザリング効果など細部へのこだわりが解説されており、リアルな仕上がりを追求するモデラーにとって貴重な参考資料です。
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カンペキ塗装ガイド  ぷはプラモのプ

 メディアワークス

 『カンペキ塗装ガイド ぷはプラモのプ』はメディアワークスから2003年9月に発売されたプラモ塗装専門のガイドブックで、128~129ページ構成。エアブラシ塗装に特化し、塗料の種類やハンドピース・コンプレッサーの構造など実用的な情報が収録されている。当時のプラモ初心者向けに適した内容だが、最新技術とは差がある点に注意が必要。


 42-27 オランダ海軍省の造艦会議  1:33  坪井悦朗 TSUBOI Etsuro
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