41-38
ラ・クローヌ
建造年/年代: | 1636 |
国籍/建造地: | フランス |
縮尺: | 1/100 |
キット/自作: | Corel |
製作者: | 若木 利男 |
製作期間: | 2年1ヶ月 |
1636年に建造されたフランスの戦列艦。イギリスの100門艦「黄金の悪魔」と恐れられたソブリン・オブ・ザ・シーズに対抗して建造したガレオン船。搭載砲は72門、オランダとイタリアの造船技術の流れをくむ設計でフランスの造船技術の向上に大きく貢献した。模型の船体外板は別途調達のマホガニーを使い、ワトコとオイルステインで仕上げて素材を生かすようにした。キットでは砲門蓋が固定だが、ヒンジを自作して可動にした。この船は2隻目だが、次は装飾が綺麗な“HMSプリンス”に挑戦中。
41-39
ラ・トゥルネーズ
建造年/年代: | 1823 |
国籍/建造地: | フランス |
縮尺: | 1/70 |
キット/自作: | Artesania Latina |
製作者: | 小久保 宏恭 |
製作期間: | 5ヶ月 |
1823年ツ―ロン港で進水したフランス海軍所属の快速スクーナー。帆船時代の最後の時期に活躍し、スペイン海戦にも参戦した。姿、形の美しさが有名である。初心者なのでほぼキット通りに作製した。船体製作が好きで、外板の研磨、塗装に時間をかけ、満足できる仕上がりとなった。
41-40
ダイアナ
建造年/年代: | 1794 |
国籍/建造地: | イギリス |
縮尺: | 1/192 |
キット/自作: | 自作 |
製作者: | 鴨下 重一 |
製作期間: | 7ヶ月 |
1794年建造の英海軍の38門フリゲート艦。シーライン防衛など幅広く活躍した。模型については、内側ラミネート法に始まり、内側フレーム法により過去7隻のストラクチャーモデルを作った。その集大成として、ハロルド・ハーン方式では不可能と思われる小型のものに挑戦した。この内側フレーム製作法は
マイ・シップ・クラブのホームページで紹介している。
41-41
バジャー
建造年/年代: | 1776 |
国籍/建造地: | イギリス |
縮尺: |
1/64 |
キット/自作: | JoTiKa |
製作者: | 能美 義和 |
製作期間: | 6ヶ月 |
Badger
Period: | 1776 |
Nationality: | England |
Scale: | 1/64 |
Kit: | JoTiKa |
Built by: | Yoshikazu Nomi |
Work devoted: | 6 months |
この船はジャマイカで建造され、後に英国海軍の所属となった。ネルソンの最初に指揮した艦として知られる。イギリスのキットは初めての製作であったが、細かいパーツまでエッチング仕様で表現されており、リギングも省略が少なくイタリアのキットに比べ細かいところまで良く作られている。
41-42
日本丸 (新)
建造年/年代: | 1984 |
国籍/建造地: | 日本 |
縮尺: |
1/160 |
キット/自作: | ウッディジョー |
製作者: | 三塚 康典 |
製作期間: | 3年 |
航海訓練所所属の練習船。全長110m、巾13.8m。総トン数2,570t。模型は左舷後方からの風を受けて帆走する状態を示している。具体的には①ヤードはトリムがつけてある。②ジブは風により浮き上がっている。③後方からの風で船首が風上に向かう力を受けるので、これを打ち消すために当て舵を取っている。
41-43
アドリアティック
SS Adriatic
建造年/年代: | 1856 |
国籍/建造地: | フランス |
縮尺: |
1/250 |
キット/自作: | 自作 |
製作者: | 郷原 邦昌 |
製作期間: | 1年4ヶ月 |
船主はCollins Line。1856年、ニューヨーク~ロンドン間の大西洋航路客船として進水。垂線間長105m、船巾15.2m、総屯数5,890t、平均速力13ノット、当時最大級の木鉄構造船であり1869年に米国郵便の最初の船舶切手として採用された。しかし当時の経済環境、度重なる自社船の事故、政府補助金の削減などで会社は船舶の運航が出来ず、結局この船はNewFoundland-Galway(Ireland)間の5日19時間の航海で終わった。その後転売を繰り返し, 最後は西アフリカで石炭貯蔵庫として終わった。