THE ROPE 50TH ANNUAL SHIP MODEL EXHIBITION 2025

50-37
HMS バウンティ
三田村 勝
年代 |
1783年 |
船籍 | イギリス |
縮尺 | 1/64 |
キット | マモリ |
製作期間 |
1年7カ月 |
英国海軍の武装輸送艦である。1787年ウィリアム・ブライを艦長としてタヒチに向かう。タヒチ周辺でボースンの反乱に遭い、忠実な部下と共に4千海里に及ぶ危険な航海を経て英国に帰還した。形も良く、大きさも保管するのに手ごろだと思った。船体も含め全てにいえることだが、リギングは特に順序良く張っていかないと作業がやりづらくなると同時に出来栄えも悪くなる。毎回のことだが、今回もこの辺で特に苦労した。土日祝日の限られた時間しか作業できないので、製作時間はいきおい長くなってしまう。
50-38
ハンター
小林 一人
年代 |
1797年 |
船籍 | イギリス |
縮尺 | 1/72 |
キット | マモリ |
製作期間 |
2年7カ月 |
小型・快速の船体を生かし、英国海軍では主に連絡用に、他には沿岸警備隊、税関の違法貿易摘発等に使用された。武装はカノン砲12基と旋回砲(作品では省略した)。家で飾ることを考え、スペースを取らない小型艇を選んだ。塗装をせずに色によって木の種類 (ウォールナット、黒檀、柘植、サティーネ、メイプル等) を使い分けた。船尾飾りはキットの鋳物は使用せず、自分でデザインし、艤装、リギングは『Anatomy of the Ship, The Naval Cutter Alert』を参考にしている。

50-43
ルビーⅡ
宇賀神 謙次(中級講座)
年代 |
1810年 |
船籍 | イギリス |
縮尺 | 1/48 |
キット | 自作 |
製作期間 |
10カ月 |

図面から作成するスクラッチビルドに挑戦したく、瓜生氏の指導を受けられるとのことで中級講座に参加した。製作中は板材の加工、艤装品を一から作り上げる等、始めは全く先の見えない状態であったが、講師の方々の指導により、一歩ずつ理解し前に進むことができた。また受講生からのアドバイスも大変参考になり完成に至った。
50-44
ルビーⅡ
尾野 文昭(中級講座)
年代 |
1810年 |
船籍 | イギリス |
縮尺 | 1/48 |
キット | 自作 |
製作期間 |
1年3カ月 |

帆船模型第 2 作目、スクラッチビルト製作技法を習得するために、瓜生・大城・中村会員の指導のもと当作品に取り組んだ。予定した工程日数では完成できなかったが、フォローアップ指導をいただきながら完了することができた。
50-45
ルビーⅡ
中村 渡(中級講座)
年代 |
1810年 |
船籍 | イギリス |
縮尺 | 1/48 |
キット | 自作 |
製作期間 |
10カ月 |

3年前模型教室を担当した時のメンバーがロープに入会し中級講座を希望され、第3回の中級講座が始まった。お手伝い係として講座に参加していたが、折角の機会なのでと製作にとりかかった。前作は外板を銅板貼りとしたが、今回はオイルステイン仕上げとした。
50-46
ルビーⅡ
中馬 正也(中級講座)
年代 |
1810年 |
船籍 | イギリス |
縮尺 | 1/48 |
キット | 自作 |
製作期間 |
1年7カ月 |

故・竹内 久氏が気軽にあまり費用もかからず、スクラッチビルドで1/48の縮尺の船を作られることを考え作図された。帆船模型中級講座の講座を通し製作を行った。帆船模型の知識が乏しく、スクラッチビルドの経験もなかったが、講座の中で面図の見方からフレームの製図・作成方法や船体の作り方などを一から丁寧に教えて頂き、大変なレベルアップを感じた。この場をお借りし講師の方々にお礼を申し上げたい。