第24回ザ・ロープ帆船模型展 (1/3)


24-01

ファラオ新王国時代の旅客船

津久居 廣

年代 B.C.1600年   
船籍 エジプト  
縮尺 1/40  
キット スクラッチビルド  
     

紀元前1600年アーモスイス王が上下エジプトを再統一し、第十八王朝と新王国時代の幕開けとなる。ツタンカーメン王やアメノフィスニ世の墓から出土した模型や壁画が参考になっている。第10回ザ·ロープ展に出品したツタンカーメン王の聖なる船は舵が両舷二対であったが、この船はそれから進化したと見られる船尾中心に一本の舵が特徴である。1/40の20名のクルーを製作したが、大変時間が掛かり苦労した。外装の模様はメンナの墓に描かれた壁画の装飾パターンを参考にした。

24-01

 

TSUKUI Hiroshi



24-02

オゼベルグ船

中園 利孝 

年代  9世紀  
船籍 ノルウェー  
縮尺 1/25  
キット

ビリングボート社

 
     

1904年にノルウェーのオゼベルグで発見されたバイキ ングの船。

キット通りに作れば簡単だが、なるべく実船 に近づけるように、他の図面を用い、床板を8枚から16 枚に変更、船首と船尾のフレーム形状·飾り、帆、船体 の鋲などに手を加えた。なおキットの外板の形状を参考 にしたため、難しいとされるクリンカー張り(鎧張り) が比較的簡単に出来た。

24-02

Oseberg ship

NAKAZONO Toshitaka



24-03

バイキングのオゼベルグ船 

加椎 敬将 

年代  9世紀  
船籍 ノルウェー  
縮尺 1/25  
キット

ビリングボート社

 
     

24-03

Oseberg ship

KASHII Hiromasa

実船は1904年にノルウェーのオゼベルブで発見され、 現在、オス口郊外の博物館に保存されている。比較的小 型ながら頑丈で凌波性がよい船であった。北欧のバイキ ングは、卓越した海の民で、このような船に乗り組みヨ ーロッパ各地を荒らしまわった。 子供の頃から飛行機や近代的な軍艦などの模型はよく 作っていたが、こうした古い船作りは始めての経験。シ ンプルな形ながらも優美な曲線で構成されていて、それ を再現するのはたいへん楽しかつた。 



24-04

ニーナ

三田村 勝 (会員)  

年代 1492年  
船籍 スペイン  
縮尺 1/50  
キット

マンチェア社 

 
     

24-04

La Niña 

MITAMURA Masaru 

米国へ行った際、あまり考えずに買ってきたキットの うちの一つで、最初からイタリア語でわからないと決め つけていたため、説明書も読まず、従って船の歴史もわ からないままに作り始めてしまった。しかも図面がかな りアバウトなので、キットの箱絵と見比べながらの製作 だった。船の内容、歴史を理解せずに製作にかかると、 労のみ多くして成果にも反映されないものだと、またま た初歩的なことを痛感した。



24-05

サンタ・マリア

村尾 光一

年代 1492年   
船籍 スペイン  
縮尺 1/250  
キット

スクラッチビルド

 
     
     

24-05

Santa Maria

MURAO Koichi

帆船模型を作るときに一番考えるのが置き場所。大型 のものは場所を取るので、順次、好きな人に贈ってきた が、せつかく作ったものなので手元に残しておきたい。 そこで小型のものをシリーズとして作り出した。困った ことは目の衰え。幸い伊東屋で照明付きの拡大レンズが あったので求め、作業が楽になった。小さいのでいろい ろな困難にぶつかったが、一番苦心したのは帆を張った ときの綺麗なカーブ。考えた末、金網を利用して何とか 満足のいく帆を作ることができた。 3スペイン



24-06

エリザベス・ガレオン

木村 馨 (会員)    

年代 16世紀  
船籍 イギリス  
縮尺 1/75  
キット

アマティ社

 
     

24-06

 Elizabethan Galleon 

KIMURA Kaoru

 

ガレオン船の正確な起源は分からないが、16世紀中頃までに英、仏、イタリアで同時に使われていた。特徴はそれまでのキャラック船に比べて非常にスマートな船体にある。キャラックでは船外にはみ出していた船首楼が舷側と面一になっている。船首にはビークヘッド (撃突艦首) が突き出ているが、初期にはこれがガレー船のラム (衝角) に似ていたので、ガレオンと呼ばれるようになったのかもしれない。



24-07

スペインのガレオン船

今在 義忠 (会員)

年代 1540年  
船籍 スペイン    
縮尺 1/80  
キット

スクラッチビルド   

 
     

24-07

Spanish galleon 

IMAZAI Yoshitada

16世紀スペインのガレオン船「サンヤゴ」の模型図面 を参考にした。置き場所を考えて小型の模型にしたが、 この船の特徴である帆の巨大な紋章など、船の迫力は少 し薄れたようである。材料はマホガニー、ウオールナッ ト、サクラなどから製材、小型部品はほとんど自作した。 ロープも自作の糸撚り機で絹糸を必要な太さに燃りあげ た。船名の「サンヤゴ」はスペインの愛国者から名付け られたらしい。帆の紋章は国王カルロス五世のものであ る。



24-08

ベネチアのガレオン船 

田中 武敏 (会員)

年代 16世紀後期  
船籍 イタリア   
縮尺

1/70

 
キット

モボ社 

 
     

11~16世紀の地中海では、小さな領土の都市国家であるヴェネチア共和国が海洋交易をリードして莫大な富を築き上げた。同国は交易と制海権を守るために地中海で No.1の海軍を保有していた。16世紀中頃に建造されたガレオン船は、均整のとれた船形を持ち、併せて優れた操帆性を備えていた。模型製作にあたっても時代背景を知りたいと思い塩野七生著の「コンスタンティノープルの 没落」等を読みすっかりその時代の虜になってしまった。 この船は固有の艦ではなく、従って製作にあたっては私なりに当時の世界をイメージしながら想像と創造をミツクスして楽しく進めた。 

24-08

Venetian Galley 

TANAKA Taketoshi



24-09

ハーフムーン

上野 宣孝(会員)

年代 1609年  
船籍 オランダ  
縮尺

1/50

 
キット

スクラッチビルド 

 
     

24-09

Half Moon

UENO Nobutaka

イギリスの探検家ヘンリー·ハドソンが新大陸 北東部のハドソン湾を発見したときに使用した小型ガレ オン船。以前コーレル社のキットを作ったことがあり、 その時の図面を使用した。船尾燈、三ツ目滑車ほが数種 の部品は既製品を利用したが、自作の部品も多い。素材、 工法を変えてやつと完成した部品もあるが、グレーティ ング(すのこ)が完成した時が一番楽しかつた。



24-10

ハーフムーン

 門田 建二

年代 1606年  
船籍 オランダ  
縮尺

1/50

 
キット

コーレル社

 
     

24-10

Half Moon

KADOTA Kenji

 英国の探検家ヘンリー·ハドソンが大西洋から太平洋 へ通ずる航路発見のために使った船。太平洋への航路は 発見できなかつたが、カナダ東部にハドソン湾の名を残 している。 帆船模型作りは以前は自己流でやっていた。1年半程 前からキットを手掛け、この「ハーフムーン」が2隻目 の作品。船首の曲率の大きい外板張りが最も苦労した点。 扉類のヒンジなどは自分なりに楽しみながら加工してみ た。



24-11

ラ・クローン

渋谷 篤(会員)

年代 1636年  
船籍 フランス  
縮尺

1/98

 
キット

マンチェア社

 
     

 

フランス海軍の72門砲戦列艦。帆に関する索具は図面がなかつたので、艦長になった心算で、自分が操作する場合を考えて製作した。ついでに乗組員も想像して乗せたら面白いと思い作ってみることにした。少ない資料ながら当時の艦内生活を想像しながらの製作だったので、いつの間にか人形の数が20体にもなってしまった。人形は1体が2センチ以下のため、製作には手こずったが十分楽しませてもらった。

 

 

24-11

La Couronne

SHIBUYA Atsushi

 



24-12

リボルノ

堀岡 長紀(会員)

年代 1640年頃  
船籍 イタリア  
縮尺

1/60

 
キット

アビオモデル社

 
     

24-12

Livorno

HORIOKA Takenori

 

20年前に一度完成、狭い我が家に得意然と飾ってきたが、何回かの引つ越し、場所替えの結果、20年も経つと見るも無惨な姿になり、女房殿から「死刑宣言」(取り壊し処分)を受けた。これを救済すべく、船殻だけを残して取り壊し、作り替えることにより延命を計った。「自分のイメージで勝手気ままに作ってみよう」と思い、古い図面も見ながらやってみたのがこの作品。



24-13

ヨット・メリー

奥村義也 (会員)

年代 1646年  
船籍 イギリス  
縮尺

1/54

 
キット

マモリ社

 
     

オランダに亡命していたチャールス·スチュアートが王政復古に成功して故国イギリスに帰り英国王チャールス二世になった時、アムステルダム市がこの船を寄贈した。船底のカーブがきつく、オランダ流の外板の張り方がわからず苦労したが、落ち着いた感じに仕上がったと思う。王室用の船だけに装飾が多く、キットの鋳造による装飾部品を船体にフィットさせるために、ヤスリ、糸のこを駆使した。これら彫刻部分の奥行きを出す塗装は面白くできた。

24-13

Yacht Mary

OKUMURA Yoshiya 

 



24-14

ヨット・メリー

竹内 久 (会員)

年代 1646年  
船籍 イギリス  
縮尺

1/54

 
キット

マモリ社

 
     

24-14

Yacht Mary

OKUMURA Yoshiya 

 

伊東屋帆船教室の卒業生の会「ザ·バース」の皆さんに「キットのグレードアップ」というテーマで講師をすることになったので、20数年ぶりにキットを作った。選んだヨットメリーは1本マストで簡単だと思ったが、それなりに難しい、奥行きのある優れたキットであった。

留意点は船殻を正確に作ること、彫刻類を違和感無く取り付けること、また帆装等の一部に疑問があったので資料を調べて変更した。キットの場合、キールやフレームに基準線が記されてないので、正確な船体を作るのに悩む。製作の過程でこの点を解決できたのは収穫だった。



24-15

ヨット・メリー

大池 誠 (会員)

年代 1646年  
船籍 イギリス  
縮尺

1/54

 
キット

マモリ社

 
     

24-15

Yacht Mary

OHIKE Makoto 

一昨年の作品展で、窓の一部がガラスになっている美しい「ヨット·メリー」を拝見し、早速キットを購入した。苦心した点は、やはり個々の窓にガラスを切って嵌め込んだことである。爪と指先までヤスリで削った苦労が実り、光を通すと船窓が青く輝くところが気にいっている。反省点は装飾の金属部品が船体の形にしつくり合わないまま接着してしまったこと。この反省を踏まえて、次からは部品のひとつひとつまで丁寧に楽しみながら工作しようと思って入る。



24-16

プリンス・ウイレム

 浅田 信 (会員)

年代 1651年  
船籍 オランダ  
縮尺

1/100

 
キット

コーレル社

 
     

 

1651年オランダのミデルブルグで進水し、オランダ東インド会社の商船として活躍した。商船とは言っても横行する海賊などに対抗するために多くの砲を持っており、当時の軍艦と見かけ上の差はさほどない。建造から333年後の1984年に復元され、現在は長崎ハウステンボスのシンボルとなって大村湾に浮かんでいる。17世紀になって絵画、銅版画など信頼できる資料が現れ始め, 当時の船体を正確に再現できるようになった。

24-16

Prins Willem

ASADA Shin



24-17

フリースランド

加賀 敏明 (会員)

年代 1663年  
船籍 オランダ  
縮尺

1/75

 
キット

マモリ社

 
     

24-17

Friesland

KAGA Toshiyuki 

オランダの80門戦列艦。1672年5月のソール·ベイ海戦で、デ·ロイテル提督の艦隊に参加して戦った艦である。デ·ロイテルはこの時代における最も傑出した海将と言われ、その大胆な作戦によって多くの勝利をオランダ海軍にもたらした。長崎ハウステンボスの復元船、プリンス·ウイレムと姉妹艦である。マモリ社のキットは欠品が少なく、パターン化され大変作りやすいと思う。

船首、船尾、砲門など大変な工程だが、この苦しみと、一つ出来たときの喜びの繰り返しである。



24-18

ル・フェニックス

山口 良一 (会員)

年代 1665年  
船籍 フランス  
縮尺

1/150

 
キット

スクラッチビルド

 
     

24-18

Le phénix

YAMAGUCHI Ryoichi 

フランス海軍増強のため、コルベール指揮の下、オランダより技術者を招いて建造した20数隻のうちの1隻である。1,500トン、砲86門の第2級戦列艦。この模型は第22回展に船体のみ出品したものを艤装し帆を付けた。なお船首·船尾の装飾はエアフィックスのプラモデルからレジンで型取りしてある。作者は「80才8ヶ月で1/150はしんどくなってきた」とおっしゃるが、いやいや「山□流全く衰えず」である。



24-19

ソレイユ・ロワイヤル

鈴木 哲之 (会員)

年代 1669年  
船籍 フランス  
縮尺

1/77

 
キット

セルガル社

 
     

24-19

Le Soleil Royal

SUZUKI Tetsuyuki 

太陽王ルイ14世時代、ブレスト海軍工廠で建造された三層砲甲板の第一級戦列艦。この艦はトウービル提督の旗艦として1690年のベベジェールの戦いに参加し、その106門の砲は絶大な威力を発揮した。帆船を作る過程で一番楽しいのは船体作りである。だんだんと船が完成に近づき、姿を変えていくのを見るのは、その苦労を上回る。

ところがマスト、ヤードの削り出し、組立からリギングはしんどい。何日も何日も船の姿はほとんど変わらない。今回帆を付けたため滑車の数は倍となり、縫製は妻と共に苦労した。



24-20

ボンバルダ

古屋 白夫 (会員)

年代 1670年  
船籍 フランス  
縮尺

1/80

 
キット

アマティ社

 
     

24-20

Bombarda

FURUYA

 

当時の陸戦で効果を立証されていた大口径の臼砲を装備したボム(爆弾)ケッチという種類の船。前マスト付近に2門の臼砲を乗せ、船体を補強して90kg近い大型の榴弾を放物線状に発射し、主として陸上の城壁などの目標に大損害を与えることが出来た。キットの場合、修正無しに組み立てられることはほとんどない。この船もしかり、船首部分の金具が図面と合わなかつたり、一部使用できない部品もあり、小型の割に苦労した。しがし日本語の説明書が親切に書いてあり助かつた。



24-21

ボンバルダ

北原 昇 (会員)

年代 1670年  
船籍 フランス  
縮尺

1/80

 
キット

アマティ社

 
     

24-21

Bombarda

KITAHARA Noboru 

陸上では重くて扱いにくい日砲を船に乗せ、機動力を持たせようというアイデアにより、フランスで生まれた異色の軍艦である。ボム(爆弾)ケッチのケッチとは二本マストで、前マストの方が高い種類をいう。ただし、ボムケッチの場合は通常の3本マストのうち、前のマストを取り去っただけのような一見アンバランスな形をしている。事実帆走性能は悪く、敵陣近くまで他の艦船に曳航され、射撃の時は錨泊し、錨のロープを操作することで照準を合わせた。



24-22

ベルリン 

瓜生 法男 (会員)

年代 1674年  
船籍 ブランデンブルグ  
縮尺

1/40

 
キット

コーレル社

 
     

24-22

Berlin

URIU Norio 

「ベルリン」は、素材、図面、解説書ともに素晴らしいキットである。縮尺が1/40と大きいため、細部に手を入れ易いのは利点。ただ、船尾の金属パーツは図面と比べると小さかつたので、自作して取付けたところ全体のバランスが良くなり満足している。キットの帆布は厚すぎるので、着古した綿のYシャツを玉葱の皮で煮込んだ後、ミシンでステッチを入れて作つた。このキットは総じて作り易く、完成後の見栄えもよく、とても気に入つている。



24-23

ラ・ミラージュ 

須藤 進 (会員)

年代 1675年  
船籍 フランス  
縮尺

1/75

 
キット

コーレル社

 
     

24-23

Le Mirage

SUDO Susumu

フランス海軍の黄金時代に作られた第2級戦列艦。船首と船尾の豪華な装飾にブルボン王朝の栄華がしのばれる。17世紀の初め弱体化していたフランス海軍は宰相りッシリューらの努力により強化され、17世紀後半になるとロワイヤル·ルイのような優秀な艦を建造して世界最強の海軍に成長した。ミラージュとは陽炎のことである。

展示会では丁度良い大きさでも、家の中ではかなり大きい。狭い部屋、場所を確保するのに一苦労した。

 



24-24

ラ・ミラージュ 

青木 藤吉 (会員)

 

年代 1675年  
船籍 フランス  
縮尺

1/75

 
キット

コーレル社

 
     

1664年から69年にかけて作成された世界最古の海軍図鑑「コルベールの地図書」には二層の砲甲板をもつ74門艦が描かれており、ミラージュもコーレル社がこの74門艦をもとにデザインしたものと思われる。私の悪い癖で、キット通りに製作すればよいものを、人と同じものを作るのがいやで、自分勝手に解釈して作っている。しかしミラージュは自分のイメージに近いものが出来たように思う。

24-24

Le Mirage

AOKI Tokichi



24-25

ラ・ミラージュ 

和田 元夫 (会員)

年代 1675年  
船籍 フランス  
縮尺

1/75

 
キット

コーレル社

 
     

24-25

Le Mirage

WADA Motoo 

 

2隻目のキット。2隻目とはいいながら試行錯誤の連続で完成まで約1年を費やした。過去の「ザ·ロープ展」に出品された優れた作品を参考にして、大砲の固定方法その他、良いところは極力取り入れるようにした。

まだキット主体の製作にならざるを得ないが、これから更に勉強して順次レベルを上げていきたいと考えている。フランス艦らしく優美な装飾に包まれた「ラ·ミラージュ」は好きな船である。

 



24-26

ラ・ミラージュ 

根本 悟 (会員)

年代 1675年  
船籍 フランス  
縮尺

1/75

 
キット

コーレル社

 
     

24-26

Le Mirage

NEMOTO Satoru

 

17世紀のブルボン王朝の華麗な戦列艦に魅せられてキットを買った。帆船模型作りの基本的な作業に未熟なため、最初から最後まで悪戦苦闘の連続であった。約1年間の奮闘の未完成し、晴れて出品でき大いに感激している。



24-27

ゴールデン・ヨット 

青木 武 (会員)

年代 1679年  
船籍 オランダ  
縮尺

1/50

 
キット

コーレル社

 
     

24-27

Golden Yacht

AOKI Takeshi

 

 

オランダ、ウイルヘルム3世の遊艇として、1678年~79年にコルベルグ建造された。全長20m、全幅6m。3ポンド砲8門を搭載する。舷側の卵形の板(リーボード)、浅い喫水など、典型的なオランダ船の特徴を持っている。



 42-27 オランダ海軍省の造艦会議  1:33  坪井悦朗 TSUBOI Etsuro
42-27 オランダ海軍省の造艦会議  1:33  坪井悦朗 TSUBOI Etsuro