第36回帆船模型展-4

Photo Gallery of the 36th Annual Exhibition 2011

20世紀の帆船模型


36-48 ブルーノーズ

Bluenose

1921年   カナダ

1/64

キット モデルシップウェーModelShipways

奥村 英二 Eiji Okumura


1921年、漁船スクーナーとして建造され数々の国際漁船スクーナーレースで優勝し無敗を誇った。最後は貨物輸送船として使用され、1946年沈没した。製作には金属部品など艤装品作りに手こずった。



36-49 ダンマルク

Danmark

1922年 デンマーク  
1/75  キット ビリングボート(Billing Boats)
新田 英行 Hideyuki Nitta


デンマークの現役鋼鉄製帆船。商船士官の練習船として建造された。
1939年、アメリカ訪問中に第二次大戦となり、戦後の返還までアメリカ沿岸警備の練習船として使用された。



36-50 アメリゴ・ベスプッチ

Amerigo Vespucci

1931年 イタリア
1/100  キット マンチャ(Mantua)
中塚 裕 Yutaka Nakatuka


フランシスコ・ロツンディ中佐の設計によりイタリア海軍の練習船として計画され、ナポリの海軍造船所で1931年に進水した大型鋼鉄製練習船。



36-51 新海王丸

Shinkaio-maru

1969年 日本
1/160  キット ウッディジョー Woody Joe
斉藤 忠吉 Cyukichi Saito


初代海王丸は昭和5年に進水し、戦時中は石炭運搬に戦後は在外邦人の帰還輸送に従事した。昭和30年に練習船として復旧したが、昭和44年に新海王丸に代替した。2800トン、4本マストのバーク船。



36-52 新日本丸

Shin-Nippon-maru

1984年 日本
1/160  キット ウッディジョー Woody Joe

池本 昇 Noboru Ikemoto


初代日本丸は昭和5年に建造され、老朽化により昭和59年に新日本丸に代替わりした。製作には木製船体を鋼鉄船に見せる塗装に試行を繰り返した。また、甲板の木材を汚したため1mmの角材を貼増しした。



36-53 バウンティ

HMS Bounty

1784 年 イギリス
1/64  キット マモリ Mamoli
満原 俊博 Toshihiro Mitsuhara


もともとは石炭運搬船として建造され、イギリスの植民地支配のため、海軍に徴用された武装輸送船。帆走時に船体が波でローリングする動きを再現した。 

 

 


帆船模型教室作品


36-13 チャールズ・ロイヤル・ヨット

Charles Royal Yacht

1674年  イギリス
1/64 キット ウッディジョー(Woody Joe)
塩谷 敏夫 Toshio Shioya (教室講師作品)


イギリスのチャールズ二世はアムステルダム市から寄贈されたヨット・メリーに魅せられて同様の王室ヨットを17隻建造した。この模型は同種のヨット図面に 基づいたキットで作り易く、装飾も豪華。 風で膨らんだ帆の表現に配慮した。


山下和夫 Kazuo Yamashita /山口桂一郎 Keiichiro Yamaguchi /前垣内正記 Masaki Maegaito/ 清水謙一 Kenichi Shimizu /田中嘉明 Yoshiaki Tanaka /松永 望 Nozomu Matsunaga/野老 隆 Takashi Tokoro /藤村宏幸 Hiroyuki Fujimura


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 42-27 オランダ海軍省の造艦会議  1:33  坪井悦朗 TSUBOI Etsuro
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