ドイツ/オランダ/フランス
そんなことはどうでもいいが、われわれ本隊は成田からオランダ航空でアムステルダムに飛び、更にハンブルグまで飛んだ。ぼくは飛行機が好きだけれどもエコノミーで11時間はかなりしんどい。どうもねぇと思っていたら霞さんがいい方法があるという。
いよいよ最後の寄港地ドイツ本国のヴァーネミュンデに今日は着く。ここでの行動は多くて一体どうすればいいのかみんなで寄り寄り話し合う。ロストクへ行きたいがフェリーでは時間がかかるから、エンジンルームの見学をどうしようとか女性陣は…
ボーンホルム島はデンマーク領だが、バルト海西域をぐるっと一回りして到着するのがリューゲン島でここはもうドイツ領になる。ほとんどポーランドに近い地域だが、ここはドイツで最大の島だという。
2013年4月に12年間もかけた改修をようやく終えたアムステルダム国立美術館(ライクス・ミュージアム)本館が開館し、新たに帆船模型のギャラリー(The Navy Models Gallery) が設けられた。
朝の6時半はまだ完全に明けていない。サクセス号の小さなシャワールームはそれでもお湯が出る。小型帆船の贅沢に慣れていないぼくはびっくりした。卵にベーコン、オレンジ果汁に牛乳、期待のチーズにパンとくれば朝飯としていうことはない。
パリ万博のパビリオンとして建設されたシャイヨー宮の中央のテラスは、パリ一番のエッフェル塔記念写真撮影スポットとしていつも賑わっているが、横にある海洋博物館を訪ねる人は少ないようだ。
ロシュホールは海軍工廠のあったところで博物館の隣に乾ドックが2つ並びその先にコルドリー(Corderie Royale)というとてつもなく細長い建物(およそ350mくらい)がある。
やがて山側のところどころ小屋掛けがある。中には小型漁船があり、ハルの半分の外販が剥いである。キール、フレーム、ウェールのとりつけ状況が構造模製の実物でさりげなく見せられていることに気づく。ここはもう博物館の敷地内なのだと認識する。
漁労博物館はインターネットであらかじめ調べてあつたので概路は掴んでいた。海に突き出した城砦の中にあり、城砦の外には何隻かの実物も係留されている。沢山の模型で漁労についての説明を図解やジオラマで行つている。