昭和50年(1975)の春、東京銀座伊東屋の帆船模型売場でニ人の男が出会い、帆船模型を通じてたちまち意気投合しました。やがて二人は「帆船模型の会」を結成しようということになり、会のコンセプトや運営方法などについて検討を重ねて、会則案をまとめました。続いて仲間を集める活動が始まり、 伊東屋さんの支援により、たちまち7人が集まりました。
7人はこの会の名称を「ザ・ロープ」と決め、昭和50年10月3日正式に会が発足しました。創立と時を同じくして「サンデー毎日」の取材があり、これをきっかけとしてマスコミに「ザ・ロープ」の帆船模型がしばしば紹介されるようになりました。
「ザ・ロープ」設立の経緯は、紀行エッセイ>帆船仲間は皆同じ>”ザ・ロープ事始め” もご参照ください。
| 読む年表 『ザ・ロープの航海日誌 1975-2025』
当時の会報、作品リスト、ブログ、例会講演などの資料から引用した記事(エピソード)と写真で構成したアルバムの,ようなもの。
山あり谷ありの半世紀ー幾多の荒波に遭遇しながらも、その時々にどう乗り越えてきたかーの記録でもある。50年を便宜的に10年毎に区切り、それぞれの10年間がどういう時代であったかという視点で章立てしている。
1975年に銀座伊東屋の帆船模型売場での仲間の出会いをきっかけにして誕生したザ・ロープは、翌年1月には第1回展示会を開催します…
18年目の1993年には会報を定期発行。いま振り返ると、ザ・ロープの航海日誌(活動の詳細な記録)はここから始まっているともいえます…
会員数は23年目の1998年に100名を超え、1998年にホームページを開設、船の科学館『羊蹄丸』に常設展示場と『夢工房』がオープンしました…
伊東屋本店の建て替えという激震が走り、第36回展から会場を有楽町駅前の東京交通会館に移したほか、2011年に「船の科学館」も一部休館…
2014年には英語版会報を発行、2016年には英語HPを立上げ、2017年長崎キリシタン大司教区よりマニラガレオン船の製作依頼を受け、PTを結成…
| 見る年表 『ザ・ロープ50年の航跡 』
写真とグラフのスライドプレゼンテーションで振り返る (スライドショー)
グラフと当時の写真を駆使して制作した栗田会長の力作。会員数、展示会出品作品数、来場者数の推移などのグラフは視覚に訴えてわかりやすく、ザ・ロープの現在地を改めて認識することができる。50周年記念パーティーや第50回ザ・ロープ展会場でも披露された。(8 min)
| 聴く年表 『人を惹きつける趣味のチカラとは 』
一つの趣味がどう人を結びつけ文化を育んできたか (ポッドキャスト)
《お断り》
本ポッドキャストはAIで生成されたものであるため、「帆船」を「ほんせん」、「白井一信氏」を「しらいいちのぶ」、「田中武敏氏」を「たなかたけし」など一部誤って発音していますことをお断りします。(8 min)